watase1896

2021年3月6日2 分

春が来れば花が咲く。

梅の花もピークを過ぎ、しばらくすると桜が咲き始めます。春の足音が聞こえてくるようです。

 親神様のお言葉(おさしづ)に、

 「春が来れば花が咲く。心に一つ理を持ってくれるよう。」(明治23年12月18日)

と教えられます。

 この一年は、コロナ禍によって生活様式が一変しました。3月に卒業した学生たちにとっても、楽しみにしていた行事が中止になったり、寂しい思いもしたことでしょう。しかし、人間思案に曇った心の眼鏡を掛け替えるとき、昨日までと変わらない日常の至るところに、たくさんの喜びが芽吹いていることに気がつきます。

 教祖の教えをもとに、現在の自分と世界を見つめ直すなら、いまここに生きているという、最も当たり前に感じられることでさえ、大きな喜びになるのです。

 新しい環境の中で、職場や学校での人間関係、将来への不安など、心にひっかかる事柄が出てくると毎日の生活自体が重苦しく感じられ、明るい希望を持てないこともあるかもしれません。しかし、冬が過ぎて春が来れば、必ずまた花は咲きます。いつでも、教祖の御教えを心に湛え、陽気心で日々を歩ませていただきましょう。

 なお、3月19日の月次祭は春季霊祭も併せて執り行われます。

 この「霊祭」は、教会の祖霊殿にお鎮めした霊様に縁ある方はもとより、参拝に来られた皆様で霊様をお慰めし、足跡を偲ぶお祭りです。

 ぜひ、家族揃ってご参拝ください。お待ちしております。

#天理教 #陽気ぐらし #幸せのレシピ

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